10月
●0歳児 つくし
最近ままごとを楽しんでいるつくし組さん。ある日机や椅子を用意し、ままごとをしていると、Sちゃんは椅子に座り、ペットボトルを傾けコップに飲み物を入れる真似をしていました。保育者が飲む真似をすると、隣にいたRくんもコップに飲み物を入れる真似をしてくれたり子ども同士でも「かんぱーい」と言ってコップ同士を当てるやり取りが始まり、それを見た他の子も大盛り上がり!大人のことをよく見ているのだな〜と感心しました。
普段から車で遊ぶのが大好きなYくん。休日に車両基地に電車を見に行ったことがきっかけなのか、ある日、保育者が絵本を読んだ時や手作りおもちゃの電車の絵を見て、「でんた」(でんしゃ)と指を差しながら言っていました。言葉と物の名前が一致していて、その成長に驚きました。
●1歳児 たんぽぽ
遊戯室でミニ運動会の練習をしていた時に、保育者が「これでミニ運動会をおわります。」と言うと、Yちゃんが手を真っ直ぐに挙げて「ありがとう‼︎」と大きな声で叫んでいました。雰囲気だけでも楽しかったのかな、と思うととても微笑ましくホッコリしました。
園庭で砂遊びをしていた時にMちゃんが蟹の型で最初に遊んでいたのですが、途中違うスコップとバケツを使いはじめると、横にいたHちゃんがすかさずその蟹型を持っていってしまいました。すると、Mちゃんは咄嗟に「エビカニクスー!」と叫び、返してもらう事ができました。お部屋でよく踊っているエビカニクスの体操とカニがしっかり結びついているのだと思ったと同時に、この年齢ならではの発想にとても可愛く笑ってしまいました。
●2歳児 すみれ
絵本が大好きなすみれ組さん。春に比べて、お話を集中して聞くことができるようになってきました。大好きな本は「おめんです」という絵本で、たこ、かっぱ、ひょっとこ、など面白いお面が登場します。中でも、ひょっとこのお面のページでは、顔マネも上手になり、みんなで笑って楽しんでいます。そこから、絵本と同じ表情をする遊びをよくするようになったある日のこと。「はらぺこあおむし」の絵本で「おなかが痛くて泣きました」というページがあり、みんなの表情もお腹が痛い顔に…。すると、痛そうな顔をしたkくんに対してAくんが「お医者さん行く?」と声を掛けていて、kくんも初めは(え?なんで?)という顔でしたが、その後に意味が分かったのか「はははー!」と笑っていました。2歳児でも、のりツッコミができるとは!と楽しくなった保育者でした。
おままごとを出すと、ワンピースやスカートがとても人気です!それを着て遊んでいる事が良くあり、男女関係なくなりきりごっこを楽しんでいます。 ある時、R君が「エルサみた〜い」と言いワンピースを着ているとMちゃんは「私はアナよ」となりきっていました。なりきりごっこという遊びやお友だちと言葉のやりとりを楽しんでいるすみれ組さんの4月からの成長の速さを感じています!
●3歳児 もも
先日は保育参観、ありがとうございました。
練習してきた運動会のかけっこや遊戯、玉入れなど、お家の方に見てもらえることをとても楽しみに待っていた子どもたちでした。「ママ見に来てくれるって!」「じいじも来てくれる!」と素敵な姿を見てもらおうと、特に前日は大はりきりでしたよ!天気を気にして「てるてる坊主作らんなん!」と言ってくれた子もいました。当日は、てるてる坊主のおかげか、いいお天気にも恵まれ、気持ちのいい日になりましたね。春の参観と比べ、誰1人泣く子もおらず、ぐーんと成長した姿を見せてくれた子どもたち!行事をひとつやり終え、自信に繋がったようで、表情もひとまわりお兄さんお姉さんになったように見えます!日々、成長していく姿を間近で見ることができ、私たちもとっても嬉しく思っています!
シルエット劇「花さき山」観てきました。大型バスに乗るのも2回目ということで、外の景色を見ながら会場まで向かいました。劇が始まってからは、「ドキドキする…」と言いながらも少し難しい話ではありましたが、真剣に見ていました。前日から「ピクニックたのしみ〜!」や「お弁当たのしみ、中に〇〇入ってるよ!」など、みんなでお弁当を食べることを楽しみにする子どもたち。あいにくの天気で、外では食べられませんでしたが、遊戯室でばらさんと食べることができてうれしそうなももぐみさんでした。お弁当のご用意ありがとうございました。
●4歳児 ばら
「給食室に空になった食缶・ヤカン・トレイを運ぶ」というお当番の新しい仕事に夢中の今月の子どもたちです。この仕事だけは1日に3人までしか出来ないので、お当番さん達は食後の支度を競うように頑張っていて、特に大きな食缶は人気があり皆が持ちたがっています。
その日、Kくんは、いつもみたいに大盛りやおかわりをせず誰よりも早く食べ終わり、すぐに着替えて本を読みながら自分がお手伝いに呼ばれるのを待っていました。女の子ではSちゃんも片づけから大慌てで支度をしたらしく保育者が当番を呼ぶと転がるように飛んできました。嬉しそうに戦利品の食缶を手にするKくんと、ヤカンを持って満足そうなSちゃん。そこへ「後1人…」と声をかけると慌てて飛んできたのはTちゃん、少し遅れてHちゃんが「間に合ったー!」と嬉しそうにやってきました。でもその時にはすでに3人が荷物を持っていて…自分は4番目で行けないと気づいたHちゃんの目からは涙が。Kくん、Sちゃん、Tちゃんも気まずいのか俯いてしまいました。
保育者が沈黙を断ち切って「Hちゃん、残念やけど…」と言いかけた時、Kくんが大きな声でHちゃんに「半分持って!」と食缶の持ち手を差し出しました。「今日、大盛りを我慢してまでやりたかった仕事なのに、いいの?」と聞くと「いい!だって半分で持った方がちょうどいいから!」と給食室に向かって歩き始めます。Hちゃんは涙も引っ込み神妙なお顔で半分持たせてもらっていました。SちゃんとTちゃんはホッとした顔で静かについていきました。皆で給食室に出した時に「Kくんのおかげでみんなが楽しくお当番ができたよ、ありがとう。優しいなぁ。」というと女の子3人も「うん、Kくんはめっちゃ優しい。」「嬉しかった。」と賞賛の声。皆でジーッとKくんの顔を見ると、急に「あー!もう部屋まで走っていこ!」と大声を出して階段を登り始めるではありませんか。…照れたんだなぁと可愛く思いつつ「駄目に決まってるでしょー!」と追いかける私の横を3人の子も早足で追い越していきました。「はいはい、走ってません。わかってますよ〜!」「本当に走ってないからー!」と早歩きで笑い合いながら去っていく4人。そこは子どもだけの世界でとても懐かしく美しく感じました。
今年の運動会は、まさかの雨で2度の延期。3、4、5才合同で行うという願いは叶わず、クラスごとに保育参観でミニ運動会を行うという結果になりました。
ミニ運動会当日は、遊戯や競技の他にもハロウィンの要素も取り入れたゲームや、親子で楽しめるダンスも行い、大盛り上がりでした。
次の日、子ども達にミニ運動会の感想を聞いてみると、「かけっこで1位になれて嬉しかった」「JUMPの遊戯を見てもらえてよかった」「キャンディ玉入れが面白かった」など、たくさんの満足そうな言葉が返ってくると共に、一方で、「さくらさんとのリレーがなくなって悔しかった」「大玉転がし勝てなくて悲しかった」などの悔しさを滲ませる言葉も返ってきて、子ども達の心の成長を感じました。この悔しい気持ちを、是非とも来年は晴らしてほしいと思います。
当日は子ども達の活躍を温かく見守ってくださり、また、伏見台ギネスにもたくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。
暑さが和らぎ、涼しさを感じるようになってきた10月のある日。伏見川沿いまで散歩に出かけました。遊具で遊んだり、虫の観察をして思い思いに楽しむ中、何人かの子があることに気がつきました。それは、川の中に捨てられているレジ袋のゴミでした。「ねぇ先生、見て」「あのゴミ…海に流れていくのかな?」「魚が間違えて食べるかもしれないね」…いつか部屋で話した海洋汚染の話を思い出し、子ども達が口々につぶやきます。
心配そうに川を見つめる姿に背中を押され、保育者が川からそのゴミを拾い上げました。捨てられていたレジ袋の中からは、ビールの缶や惣菜のパックなど、いろいろな物が出てきました。それを見た子ども達からは、「ひどい!」「悲しい」「許せない!」など、様々な言葉が聞こえてきました。
4月から「SDGsのうた」を歌ってきて、その中には海の豊かさを守ることを謳った歌詞もあります。日々、繰り返し歌ううちに、子ども達の中で、自然を大切にしようとする気持ちが芽生えていたんだなぁと感じ、嬉しくなりました。
帰り際、Rくんから、「先生、今日はいいことしたね!」と言われ、ちょっぴり照れくさく、でも、嬉しく思った保育者なのでした。
●5歳児 さくら
園庭で遊んでいる時です。保育者が砂場にいくと「せんせーこれ作ったよ!いつもと、ひと味違うよ」と嬉しそうに作ったものを見せにてくれたSちゃん。砂の中には小石が入っているというサプライズがあり驚いた保育者でした。「すごいね!本当にひと味違ったよ」と伝えると「次はふた味、違うんやよ」と教えてくれたSちゃん、次の園庭遊びが今から楽しみな保育者なのでした。
シルエット劇を見ていた時のことです。星が流れ「あ、願い事」と保育者が言うと近くにいたIちゃんが「アイドルになりたい」とお願いしていました。すると、また流れた星を見てIちゃんを始め近くにいた子たちが次は大きな声で「アイドルになりたい」「アイドルになりたい」「アイドルになりたい」とお願いしていましたよ。今のさくら組の女の子たちはアイドルになりたい子が多いようです!
とっても微笑ましい姿にほっこりした保育者なのでした。
登園後さくら組さんみんなで遊戯室で遊んでいた時のことです。いつも新園舎の工事を遊戯室から見ているGくん。その日は薄くなってきている月を見つけました。「先生見て!月がかじられてる!」と満月でないことが不思議だったようです。「ほんとだね、誰が食べたんかな?」と話すと、「きっとネズミとライオンじゃない?」とこっそり教えてくれました。かじることから2匹の動物が印象的だったのですかね?
今年はお部屋でカブトムシをお世話していたのですがさくら組さんのカブトムシは元気いっぱい!毎日ゼリーもいっぱい食べてくれたりさくら組さんのみんなに元気な姿をたくさん見せてくれていました。10月後半になると元気のないカブトムシもいて、「動かないよ。大丈夫かな?」と心配そう。「ご飯を食べて元気になってほしいね。」と保育者とエサをあげているとSちゃんが「そうだね、スタバ飲んだらもっと元気になるよー」と声をかけていました。甘いものは元気になりますね。
9月
●0歳児 つくし
お部屋で「♪サンサン体操」のダンスを踊っていた時のこと。「1、2、3」の所になると、踊りながら「サーン」言ったり、「♪からだだんだん」のダンスでは、ゴーゴーのタイミングで「ゴーゴー」と言いながら拳を高く上げたりしてダンスを楽しんでいるつくし組です。
最近では、お友だちと一緒に遊ぶ姿が見られるようになってきました。「はい、どうぞ」とハッキリ言葉を発せられるようになってきて、ビックリしたと同時に、玩具をお友だちに貸してあげる優しい姿も見られるようになってきて、成長を感じ、嬉しく思います。
●1歳児 たんぽぽ
遊戯室に行く事をみんなが集まった時に保育者が伝えていると、Mちゃんが「ゆうぎしついきたい!」と大きな声で言っていました。すると、いつもおとなしいYちゃんも、満面の笑みで「Yちゃんもゆうぎしついく!!」と大きな声で言っていて、とても微笑ましくなりました。しっかり言葉の意味を理解してくれる子も増え、やりとりが楽しくなっています。
保育者の後ろにきたYくん。後ろからほっぺを触ってきました。「ぷにぷに」と言いながら、しばらく触って楽しそうでした。反対に触り返すと、とても嬉しそうにしていました。その後にも、「せんせいみて〜」と言ってきたので「どうしたの?」と聞くと、「まるいかお」と顔の周りに手をあてて教えてくれました。かわいい言葉が沢山聞かれるようになってきましたよ。
●2歳児 すみれ
朝の集まりで、「おおきなかぶ」の絵本を読んでいました。うんとこしょ!どっこいしょ!という繰り返しのある言葉が出てくるお話でみんな大好きです。「おじいさんがかぶを引っ張って、おばあさんがおじいさんを引っ張って‥‥それでもかぶは抜けません。おばあさんは次に誰を呼んできたかな?」と子どもたちに尋ねると、Aちゃんが大きな声で「マグロ!!」と言いました。自信たっぷりの力強い言い方とマグロ!の言葉に「あはははー」とみんな大笑いしました。本当は「まご!」と言いたかったのでしょうね!知っている言葉から何とか答えようとする姿が本当にかわいいすみれ組さんです!
ある日、保育者がトイレ掃除をしていた時の事。トイレに冷気を送る為、すみれ組のドアが開いていると、そのドアの隙間からY君が覗きながらこちらを見ていました。トイレがしたいのかと思い「トイレに行く?」と聞くとY君は首を横に振りました。違うのか〜と思い再びトイレ掃除をしているとY君は保育者に「大丈夫?暑くない?頑張って!」と言ったのです。
ある時には、雨が降っていた日にMちゃんとJちゃんと「雨が降ってきたね〜、先生お家に帰れるかな?」と話をしていると「傘持ってきたから貸してあげる!」や「一緒に帰ろう」と言ってくれたのです。
またある時には、絵本を取られてしまい泣いていた友だちを見て、K君はそっと近寄り頭を撫でてあげる姿が見られました。
遊びの最中でも保育者を気にかけてくれる姿、言葉にとても嬉しくなりました。そして、友だちが悲しんでいる姿を見て優しく接してあげる姿に見ていた保育者も嬉しくなりました。優しい心を持っているすみれ組さん、そんな素敵な心を大切に過ごしていこうね。
●3歳児 もも
7月に、もも組にやってきた4匹のかぶとむし。餌のゼリーを一緒にあげたり、「元気かな?」と毎日観察していました。季節も変わりみるみる元気がなくなってきて、1匹また1匹と死んでしまったのですが…「お家でかぶとむし死んだとき、公園でナムナムしたよ!」と手を合わせて教えてくれたり、最後の1匹が死んでしまった時には「可哀想…」「お墓にしてあげる!」「おつきさまに行ったよ!天国!」「先生!大人になったら、かぶとむし探してくるね!」と次々話しにくる子どもたちでした。飼育を通して子どもたちなりに、命の尊さに気づき、小さな生き物も大切にする気持ち、命の大切さを知ることができたのではないかなと感じています。かぶとむしさん、ありがとう!
運動会の玉入れの練習を始めた時、たくさん玉が入るピンクグループ、あまり入らずで勝つことができず悔しがる水色グループでした。みんなでどうしたら入るのか考えてみると、「たくさん投げたらいいよ」「高く投げるよ」「ジャンプして投げたらいいよ」「カゴに向かって投げたらいいよ」など、たくさんのいい意見が出てきました。その後はみんなで考えて出し合った意見を思い出しながら練習をしてどちらのグループもたくさん入るようになりましたよ。意見を出せるようになったことに成長を感じました。
●4歳児 ばら
夏の間、ばら組のお部屋に来てくれた数匹のカブトムシとクワガタ。昆虫好きの男の子たちは、初日から虫たちを触ったり持ち上げたりしていましたが、女の子は興味はあるものの「こわい…」と少し離れて見る子がほとんど。Hちゃんもそんな1人でした。でも、毎日ご飯を食べたり元気に手足を動かしている様子を見ているうちに、段々愛着が湧いてきて、次第にツノをつまんで持ち上げられるようになりました。「先生、見て見て〜!」とその笑顔はとっても嬉しそう。こうしてHちゃんはカブトムシとすっかり仲良しになりました。
暑い暑い8月が終わり、9月を迎えたある朝、カブトムシの一匹が動かなくなっていました。昨日まで元気に動いていたのに…。Hちゃんの目から涙がポロポロとこぼれ落ちてきます。「もう動かないの?」「寂しい…」と言うHちゃんの言葉に、保育者もみんなでお世話したり遊んだりしたカブトムシとの日々を思い出し、目頭が熱くなりました。あんなにみんなに可愛がられて楽しい気持ちにさせてくれたカブトムシ。きっと天国で元気にブーン!と飛び回っていると思います。ばら組のお部屋に来てくれてありがとう。また来年、元気な君たちの仲間に会えるのを楽しみにしているよ!
ばら組さんが1番時間をかけて練習に取り組んできた運動会の遊戯「JUMP」。
最初は、お隣の列と違う振付に「難しい!」という声が多くて心配しました。それでもグループごとに少しずつ練習をしてできる事が増えると自信がついてきたようで、笑顔が増えていきました。特に遅番時にもも組の時の担任の先生に練習を見てもらえた時は、子どもたちは特別に気合いが入っており、よほど踊りに自信があったのか翌日になってまで「S先生、感動しとったけ?」「N先生、みんな上手やったって言っとったけ?」と可愛らしい金沢弁で先生達の感想を聞いていました。9月も半ばになると保育者が練習中に「今日、皆がすごく上手になっていてビックリした!」と言った時に「昨日、家で練習してんて〜。」と1人が言うと、そこからは10人近い子が「わたしも家でやったことある。」「昨日2回練習してお母さんに見せてあげた!」など自主練を頑張っていた子が沢山いた事が発覚。その後も連絡帳などでお家の方から家で踊ってくれました報告がどんどん続きました。一つのことにこんなに頑張って取り組んだ経験はきっと初めてのはず、一人ひとりの心にずっと残ってくれるといいな思います。
●5歳児 さくら
ある日の夕方、お部屋に西日がかかると子どもたちやオモチャの影ができました。それを見つけたAちゃんとYちゃん、始めは手を使って「めだまができたよ〜」「キツネです」と遊んでいたのですが徐々にオモチャで影遊びをはじめました。オモチャの向きを変えると影の形も変わることに気づき「お城を作ろう」と影を見ながら作り始めましたよ。いつもの遊び方とはまた違った遊びを楽しんでいたAちゃんとYちゃんにさくらさんならではだな、と成長を感じた保育者なのでした。
9月になり運動会の練習が本格的に始まったさくら組さん。さくら組になることに憧れていた子どもたちもいよいよ運動会で組体操やパラバルーンを行う事ができ、とても嬉しそうでした。組体操では技が決まるととても嬉しかったようで自由遊びでも「◯◯よーい!」「おー!」と組体操が始まります。パラバルーンの曲「僕たちの未来」もみんな大好きで1人口ずさむと大合唱です。障害走で行う跳び箱、鉄棒など苦手意識のあったMちゃん。「出来ないもん。」と諦めていた様子の時もありましたが練習を重ねるうちにコツを掴んでできるようになると出来る回数が増えていきました。今では自信満々で「せんせい、できた!」「見て見て!」と頑張る姿や成長が見られ嬉しいです。保護者の方にも見て頂けるのが楽しみです!お家でもたくさん練習して下さりありがとうございました。
8月
●0歳児 つくし
星の平仮名ブロックを出した日のこと。保育者がそれを見せながら「♪きらきら星」を歌っていると、Sちゃんも真似して手をきらきらさせながら「きーらーきーらーひーかーるー」と歌っていて、「えっ、今歌ったよね!?」と目を合わせてビックリした保育者たちでした。また、その次の日も自分からきらきら星を歌い始め、周りの子も一緒に手をきらきらするのを楽しんでいて、今、つくし組で「♪きらきら星」がブームです。
五面体の車で遊んでいると、「プップー」と言いながら車を動かすSちゃん。違う日には絵本を見ながら「ニャンニャン」、「チュウチュウ」などと言うようになったEちゃんたち。少しずつ、つくし組の中でいろいろな言葉が聞こえてくるようになり、とても嬉しく、これからの成長が益々楽しみです。
絵本を読む前の手遊びの時、保育者が「お口はチャック」と言うと真似して口に人差し指を当てるようになりました。その姿が可愛らしいく、理解できるようになったことに成長を感じています。
●1歳児 たんぽぽ
I君が、おままごとのキッチンで遊んでいた時、オーブンの扉を開閉して「もう少しだから、待っててね」と上手に言っていました。いつもはあまり自分から話す事は少ないI 君が上手にお話しするのを聞いて(家でお母さんお父さんに、もしかして言われた事があるのかな)と感じました。家であった事や園であった事、いろいろな事を日々吸収していますね。
ある日のおやつの時間のことです。保育者が「先生もおやつ食べたいなぁ、お腹空いて泣いてしまうかもしれない」と言うと、Hちゃんが「お医者さん行く?」と言ってくれました。(困った時はお医者さんに行くと大丈夫)と思っているのかもしれないですね。優しい気持ちと1歳児ならではの発想がとても可愛らしかったです。
●2歳児 すみれ
夏になり、虫刺されで肌が赤くなっている子を多く見かけます。朝、子ども達の様子を見ながら一緒に遊んでいた時のこと…。Mちゃんの頬に虫刺されが!!「蚊に刺されたの?」と聞くと「かにさんに刺された」と返ってきました。かにさん?と思いながら話をしているとMちゃんは保育者の言った「蚊に」が(蟹)に聞こえていたみたいです。対象物に対して〇〇さんと様々な物に(さん)をつける、この時期に良くある姿に、話をしていた保育者は微笑ましくなりました。
給食の時間のこと。献立について保育者がお話をしました。「ブロッコリーのおかか和えだよ!」と伝えると、一生懸命ブロッコリーを探していたSくん。「あった!あったよー!きのっこりー!」と言うので、きのっこりー??と不思議に思いましたが、Sくんはきのこが好きだから、『ブロッコリー』を『きのっこりー』と言ったのかな?かわいい言い方にクスっと笑った保育者でした。
●3歳児 もも
先日、運動会がある事を子どもたちに伝えると、「はしってママみるやろ!」「かけっこする!」「ママにみせる!」「おいかけっこしたい!」など、子どもたちからいろんな言葉が返ってきました。そんな話から突然「パパとママにあいたい…」と淋しくなってしまう子もいるまだまだ可愛いもも組さんですが、お家の方が見にきてくれることを知っていて、とても楽しみにしているようです。遊戯曲も伝え、曲を流すと「きいたことある!」「これしっとるよ!」と目を輝かせており、曲に合わせて踊ってみると、みんなノリノリ!歓声をあげながら保育者の踊りを真似ていました。踊る姿が可愛くて!見ているだけで癒されている保育者です。運動会がみんなの素敵な思い出になるよう、練習も楽しく取り組んでいきたいと思います。
みんなでおばけの制作をしました。「おばけを作るよ!」と伝えると子どもたちは「えー、こわーい!」と言う子や「やったー!」と言う子がいました。絵の具でおばけを描いたり、手のひらに絵の具を付けて手形を押したりしましたが、手形をしているとき「うわー!こしょがしい〜」と笑い合っていている姿、可愛らしかったです。壁に制作を飾ってからは「おばけ見とるよ〜!」と歌を元気いっぱい歌ったり、かっこいい姿をおばけにも見せているもも組さんです!
●4歳児 ばら
ボディぺインティングをした子どもたち。
初めはみんなピンクや黄色など綺麗な色を顔や服、手に塗ったりマークを描いてキャーキャー言いながら遊んでいましたが、R君が緑と青、茶色をを混ぜて「ゾンビだぞ〜」と両手でゾンビポーズをするとそれに心惹かれた男の子達が「食べちゃうぞ〜!」と言いながら次々とゾンビ化。最後はどのテーブルも絵の具皿の色が緑と茶色に混じってしまい、女の子達まで両手を前に出してゆっくり歩いて保育者の後ろから「うぅ〜」と驚かせてくるのでした。
沢山のゾンビに追いつめられて保育者もいっぱい逃げて子どもたちも皆で笑って楽しい夏の思い出になりました。毎日、絵の具や砂のついた水着や砂遊び着のお洗濯を本当にありがとうございました。
この夏、制作でかき氷を作りました。ちぎったティッシュを貼って作った真っ白の氷に、いちごやメロンなど、好きな味の絵の具シロップをかけ、本物さながらにシロップが染みていく様子を楽しみながら,家族で食べたかき氷の味を思い出したりと、大いに盛り上がりました。
8月は、そんなみんなの思い出が詰まったかき氷をお部屋に飾っていました。ズラーっと並んだみんなの作品をじっくり見ていたKくん。しばらくすると、こんな風に気づいた事を教えてくれました。「知ってる?ブルーハワイのかき氷の子はみんな、名前の最後に『き』か『ぎ』がつくんだよ」
え!と思い、すぐに保育者が確認すると、Kくんが教えてくれた通り、偶然にもブルーハワイのかき氷の子は5人全員が名前の最後に『き』か『ぎ』がつくという共通点が隠されていました。それに気づいたKくん、すごい!子どもの着眼点って面白いなと感じたエピソードでした。
そんなKくん、普段からクラスの出席人数を把握していたりと、とっても頼りになる男の子です。
●5歳児 さくら
8月のお盆休みがあった子どもたちは、休み明けにお家の方と離れる淋しさから涙で登園する子も多いです。すみれ組、もも組くらいまでのお子さんはよく泣いていますが、ばら組、さくら組になると淋しくても泣くことは減っていきます。ある日、もも組の男の子が大声で泣いていると、さくら組のMちゃんが「気持ちは分かるよ。」と話してくれました。早番で集まった時にみんなに質問をしました。「どうやったら淋しくても泣かないでいられるの?」すると、「あそぶ!」「おもしろい事をする!」「ぬりえをする!」など色んな答えが出ましたが、中でも「だいぶ時間がたてば…」との答えには驚きました。確かに、時間が過ぎれば気持ちも落ち着いてきますね。子どもたちも、色んな事を感じながら、淋しさにも強くなって成長しているんだな、と頼もしく感じました。そして、泣いているお友だちの気持ちが分かるよ、と答えてくれた優しさにも感動した保育者です。
「腕相撲をしよう」と保育者を誘ってきたS君「おれ、めっちゃ強いし先生負けるよ!」と自信満々ではありませんか!実際にやってみると本当に強くて焦った保育者です。でも、そこは大人の意地を見せました!ギリギリの所で保育者が勝ち威厳が保たれたのでした。(次やったら負けちゃうかも、と今からドキドキです。)
夕方の自由遊びでトランプのババ抜きをして遊んでみました。初めて挑戦する子もいたのですが「数字が一緒やったらすてるよ」「カード引いていいよ」などお友だち同士で教え合いながら楽しむことができました。
少しずつ運動会の練習が始まった8月の終わりのことです。朝の自由時間に跳び箱の練習をしているとちょっぴり不安そうにしながらも練習を始めたKちゃん。あと一歩なのですが、跳び箱にお尻がついてしまい悔しい思いをしていました。しかし、急に何かが掴めたようで跳べるようになったではありませんか!Kちゃん自身、驚きで目が点になっていたのですが自信がついてきたようで「せんせー見とってね」と何度も披露してくれました。練習が終わった後も「まだ、やりたかったな〜」と嬉しい言葉を聞けて保育者も嬉しかったのでした。
7月
●0歳児 つくし
朝、たんぽぽ組で遊んでいる時のこと。保育者が「♪からだだんだん」を歌いながら踊っていると、Sちゃんも真似して踊り出し、最後の「ゴーゴー」を上手に言うことができて、ビックリしたと同時に、いろんな言葉を言えるようになった成長を感じ、嬉しく思いました。
柵越しから「ばばばばー」と言ってしゃがみ、「ばー!」と言いながらニコニコ笑顔で顔を出すR君。その「いないいないばあっ!」がとても可愛くて保育者も一緒に笑顔になりました。
保育者が「お片付けするよ!」と声を掛けると、片付けができるようになってきた子どもたち。それを見たR君が「じょうじょ、じょうじょ」(じょうず)と拍手しながら言っている姿が微笑ましくて、思わず笑ってしまった保育者でした。
●1歳児 たんぽぽ
夏らしいひまわり柄の洋服を着ていたYちゃんに、「何のお花かな?」と尋ねてみました。お花を見て、少し考えて「メダル!」と答えたYちゃん。確かにたくさんのメダルにも見えましたよ。キラキラ、たくさんのメダルは嬉しいですね。
おやつ後、Hちゃんの髪の毛を結び直し「Hちゃんかわいいね〜!」と声を掛けると、ほっぺたに指を当てて「Hちゃんかわいい〜」とニコニコでポーズしてくれたHちゃん。「うん!かわいいね!」と保育者が伝えるともう一度「かわいい〜!」と言ってポーズをとり、少し離れた所にいたYちゃんを見つけ「Yちゃんもかわいいね〜」と褒めていたHちゃん。自分だけじゃなくてお友達の事も自分の事の様にかわいいと言っている姿にほっこりした保育者なのでした。
●2歳児 すみれ
(ありがとう)(ごめんなさい)(どうぞ)等のやりとりが上手になってきたすみれ組さん。
身体計測での出来事。身長計に並ぶ為、順番待ちをしていたMちゃん。そこにKちゃんが間から入ってきて少し言い合いに…。
Kちゃんが「ごめんなさい」と言うとMちゃんは許してあげようと思いでた言葉が、(いいよ)ではなく「ありがとう」でした!
(いいよ)ではなく「ありがとう」と言ったのは、いつも何かをしてくれた時には「ありがとう」と言っているからかな?
お話が上手になってきたすみれ組さんですが、まだまだ難しい言葉もいっぱい。色々な経験を通して自分の気持ちを伝えられるようになろうね!
保育者のお膝に座るのが大好きなすみれ組さん。しばらく座っていると安心してまた遊びにいきます。ある日、Rくんがちょっと困った顔で「はんぶんこ!」と言いました。保育者の膝に1人のお友だちが先に座っていたので、(ボクも座りたいから半分お膝あけて!)と言いたかったようです。でもその交渉中に他のお友だちがさっとお膝に座ってしまい、Rくんは(あ・・・)と淋しい顔になってしまいました。そこで保育者が、「Rくん、先生の背中、あいてるよー」と言うと、Rくんの顔がぱぁーと明るくなって、保育者の背中におんぶ! その日からRくんは、保育者のお膝があいていても、「せんせー!」と背中にピタッとおんぶでくっついています。その姿が本当に可愛くて、毎日癒される保育者です。
●3歳児 もも
7月に入り、水あそびや砂水あそび、しゃぼん玉や色水あそびなど夏ならではの遊びを取り入れながら、暑い夏を思い切り楽しんでいるもも組の子どもたちです。
砂水あそびでは、「せんせーい!みてー!」と水たまりに寝転んだり、全身砂水まみれになり「ゾンビだぞー!」追いかけてきたり、ダイナミックに遊んでいましたよ。中には、水たまりによって温度の違いに気づく子もいて「ここお風呂や!」「こっち冷たい!」と友だちにも知らせて確かめ合っている姿も見られました。
色水あそびでは、色を混ぜると色が変わることを知り、「みて!みどりになった!」「みてみて!むらさきいろ!」と色の変化を楽しみながら「オレンジジュースでーす!」といつの間にか可愛いジュース屋さんが始まっていましたよ!遊びながら、いろんなことを日々学んでいる子どもたちです。
保護者の方もお忙しい中、お洗濯などいつもご協力いただきありがとうございます!
遊戯室がどんどん夏祭りの雰囲気になっていくのを子どもたちは喜んでおり、「今日ももさん?」「ももさん明日?」と毎日ドキドキしていました。当日はゲーム、金魚すくい、くじびき、盆踊りどれも楽しんでいました。くじ引きでくじを引いて「りんごだったよー!」とまわりの友達に見せたり、カプセルを頑張って開けていました。素敵なプレゼントを貰えてニコニコと笑い合う子どもたちでした。
●4歳児 ばら
夏祭りごっこに参加した子どもたち。
朝から「早く金魚すくいげームしたい!」「オレ、最初にちいかわのゲームする!」「ダメだよ!私たちのペアはくじ引きから先に回るチームやよ!」と行く前から大はしゃぎでした。
くじ引きでは恐竜柄の箱から恐竜が入った金の卵が、ディズニーキャラクターの描かれた箱からはオモチャに入った白いカプセルなどが当たるのですが、ずっと恐竜の卵が欲しい欲しいと狙っていたY君に何が出たのか聞いたところ、「…オレ、ミッキーのたまごやった〜」とちょっとガッカリして言うので思わず可愛らしくて笑ってしまいました。
「ミッキー達も恐竜みたいに卵から生まれるんかね?」と笑いながら聞くと「あんまり生まれん。でもミッキーは沢山おるから卵から生まれるミッキーもおるよー!」と元気に答えて盆踊りコーナーの方に走って行きました。
思い通りにならないことがあっても楽しい発想で気持ちを切り替えられるY君の明るさは本当にステキです!
今年も子どもたちの大好きな砂あそび・水あそびの季節がやってきました。
ある日の砂あそびをしている時のこと。Sちゃんが砂場にできた水たまりからお碗に次々と水をくんでいきます。とっても忙しそうにしているSちゃんの声に耳を傾けてみると、「〇〇ちゃんはこれくらい」「△△くんはこれくらいかな?」とどこかで聞いたことのあるような言葉が…それは、給食のお汁をよそっているときの保育者の声そのものでした。見ると、お碗の中身が一人一人に合わせるように、多かったり少なかったり、それぞれ違っていました。「Sちゃん、先生みたいだね!」と声をかけると、「もーぉ!」と言いながら照れくさそうに笑うSちゃん。いつも、先生のことをよく見てくれているんだね。ありがとう、Sちゃん!
●5歳児 さくら
7月も楽しいことがいっぱいのさくら組さん。ばら組さんとプラネタリウムに行ってきました。プラネタリウムでは夏の夜空や星を見せてもらい、「この星見た事ある〜」と嬉しそうに話していましたよ。プラネタリウムのあるキゴ山に遊びに来る動物が映し出され、リスやウサギなどが出てくる中、カモシカが紹介されるとあまり馴染みのない動物の名前に「へ〜、かもと鹿かな〜?」とHくん。どうやら、鴨と鹿の合体した動物を想像していたようでカモシカにの写真が出ると「あ、鹿だ、」と少しイメージできたようでした。まだまだ発見のたくさんあるさくら組さんですね。風が心地よく、素晴らしい日となり、外でお弁当を食べたことも良い思い出となりましたよ。
折り紙でアイスクリームと、かき氷を作った時のことです。
その日はとても暑い日で、完成した物を見て「あ〜お腹減った…」と呟いたS君。自分で作ったアイスクリームとかき氷が美味しそうに見えたんですね。また、作った後には「バニラアイス食べたい」「ホッピングシャワーが良い」など盛り上がっていましたよ。それを聞いて(帰りにアイスクリームでも買って帰ろう)とこっそり考えた保育者なのでした。
6月
●0歳児 つくし
最近は、おやつや食事の前に子どもたちも一緒にパチパチとリズムをとりながら、お歌を歌っているように見えて、毎日とても微笑ましいです。終わった後、保育者が「ごちそうさまでした」とご挨拶を言うと、真似して手をパチンと合わせながら「た!」(ごちそうさまでした)と言っているように聞こえ、嬉しく思います。
遊んでいる時のこと。保育者がプーさんのお人形を動かしていると、「キャッキャ」と笑いながら両手を動かしたり、足をバタバタさせている姿が見られました。入園当初は泣いてばかりいたA君でしたが、園にも慣れて、毎日たくさんの笑い声が響き渡るようになり、嬉しく思います。
●1歳児 たんぽぽ
三ツ矢サイダーの手遊びの中で、「あんまり冷たくしないで」のふりが大人と同じくらい上手だったMちゃん。保育者が、「Mちゃん大人みたいに上手だね」と言うと、「大人だよ。」との返答。「Mちゃん大人だったんだ。だからそんなに上手だったんだね。」というと、「そうだよ。」と言って笑っていました。まさかそんな発言が飛び出してくるとは思わなかったのですが、Mちゃんは日頃から何でも出来る子なので、妙に納得してしまった保育者なのでした。
保育者が「バスに乗って」の歌を唄っていると、坂のマットの上にのぼって座ったHちゃん。どうしたのかな、と見ているとおもむろに「せんせいゴーゴーください」とのリクエストがありました。わかりやすい訴えに思わず笑ってしまいました。その後、保育者が「バスに乗ってゆられてる♪」と唄うと「ゴーゴー♪」と、他の子供達も一緒にとても盛り上がりました。
●2歳児 すみれ
すみれ組ではアオムシの観察をしています。葉っぱをむしゃむしゃ食べる様子を覗き込んで見たり、枝にぶら下がってサナギになる様子も不思議そうに見ていました。ある日、お昼寝から目覚めると、ケースの中にアゲハチョウの成虫が!! みんなびっくりして眠い目をこすりながらも喜んで見ていました。するとAくんが「チョウチョ おそとに!」と言いました。狭いケースの中よりもお外に早く逃してあげようと思ったのでしょうね。翌日にみんなで園庭に出て逃しました。アゲハチョウは園庭をヒラヒラと回って遠くに飛んで行きました。長く観察していたので、早く外に逃してあげようという優しい気持ちが芽生えて、良い経験ができたんだな!と嬉しく感じました。
すみれ組では、数字の歌をよく歌っています。歌詞を覚えて歌えるようになった子ども達は、給食のおかずなどに入っている人参やうす揚げを見て、Eちゃんは「すうじの7はな〜に〜?こわれたラッパ プップクプ〜」と口ずさみ食事中も数字を見つけ楽しんで食べています!
中には、7を「セブン」5を「ファイブ」などと言い、英語に興味を持っている子もいてビックリしている保育者でした。
●3歳児 もも
園庭で、砂あそびを楽しんでいたAくんが突然、「せんせ〜!Aくんのかみのけから、なみだでてる!」と伝えにきました。髪を滴る汗が涙だなんて、可愛らしいですよね。大型遊具で遊んでいたTくんは、怖くて上に登れずにいたのですが、上を見上げて「はねがあったらのぼれるのに〜。どこかにおちていないかな〜?」と首を傾げる姿に、可愛くて思わず笑ってしまいました。
お散歩で公園に行ったときには、カラスの羽が落ちているのを見つけて「カラスわすれてったのかな〜。Aくん、のりではってあげる!」と優しいひと言。
こんな風に、子どもたちの可愛いつぶやきに、日々癒されている保育者です。
参観日ありがとうございました。
子どもたちは日が近づくにつれ、「お母さん来るの楽しみ〜」や「嬉しいな〜」とその日を心待ちにしていました!当日は緊張している子もいましたが、一緒に制作やゲームができ、子どもたちは満足そうでしたね!お家の人が来てくれ、子どもたちははりきっているようで、朝の会もいつにも増して元気に歌っていました。子どもたちも「かっこいいよ!!」と誇らしげです。参観後から毎朝の歌が前よりも元気いっぱいでお口を大きく開ける姿が可愛らしいです。
●4歳児 ばら
新型コロナウイルスが5類に移行したことにより、数年ぶりに実現した保育参観。数日前から子どもたちは「お母さん来るのいつ?」と楽しみにしていました。
当日はおうちの方がいる安心感から笑顔もいつもより多く、かっこいい姿を見せようと体育教室に励む姿や、わくわくした様子で七夕の願い事を一緒に考える姿が微笑ましく、あっという間の2時間でした。
参観後、ほとんどの方は親子で帰られましたが、お父さんがお仕事に戻ったMちゃんは寂しくてしょんぼり…。しばらく泣いたりもしていましたが、「あ…!M、ずっとお父さんにくっついていたから、服にお父さんの匂いがするよ」と嬉しそうに保育者に教えてくれました。それからは、一緒に残ったお友だちと降園までにこにこして過ごせましたよ。みんな、おうちの方のことが大好きなんだなぁと目で見て実感できた素敵な参観の日になりました。ご参加いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。
父の日制作でお父さんやご家族へのメッセージを一人ひとりと話し合って考えました。
「あいしてる」「全部が大好き!」という大人顔負けのものから「空手をしている時が(カッコいいから)大好き」「一緒に遊んでくれるところが大好き!」「おばあちゃん、(いつも)抱きしめてくれてありがとう」と素直なもの、「ママの作ったご飯を食べている時のパパの顔が好き!」と幸せな光景をお話してくれる子も。お家の方の愛情をたっぷり感じて育っている子どもたちの素敵なメッセージに心が温かくなりました。
●5歳児 さくら
ある日可愛く髪の毛を編み込みしてきたTちゃんに「可愛いね!お母さん編み込みしてくれたの?」と聞くと「違うよ?エビフライだよ。」と一言。何度も聞いても「エビフライだよ!」と話していて編み込みしたことをエビフライに例えていたことに気づき、確かにエビのような形にも見えるなと納得した保育者でした。子どもたちの想像することは大人も気づかないことが多く新しい発見ばかりですね。
保育参観の次の日、ニコニコと保育者の近くに来たSちゃん。「せんせー保育参観楽しかったね!またある?」と聞いたので「あるよ、秋かな」と教えてあげると「え〜秋か…明日でもいいのに」と残念そうに言いお友だちのところに遊びに行ってしまいました。
久しぶりの参観が本当に楽しかったんだなと感じた保育者なのでした。
バスに乗って人形劇を見に行って来ました。おたよりをもらった日からワクワクしていたさくら組さん。劇が始まると笑ったり、ちょっぴり寂しさを感じたりと様々な姿を見せてくれましたよ。
途中の休憩時間の時です。Yちゃんが「せんせー」と呼ぶのでトイレかなと思い「どうしたの?」と聞くとニコニコ手招きするではありませんか。顔を近づけると「今日、観劇やからオシャレしてきたの!」と洋服を見せてくれました。また、Sちゃんの連絡帳にも前日から今日着る服を選んでいました。と記入してありオシャレが好きな女の子たちだなと思った保育者なのでした。
5月
●0歳児 つくし
お腹が空いて泣いていたEちゃんにアンパンマンの顔が書いてあるボールを見せると、泣き止み、興味を持って「パンパンパン(アンパンマン)」と嬉しそうな表情を見せてくれました。それを聞いたR君も「パンパン」と真似して言っていて、一生懸命は話そうとする2人の姿に成長を感じるとともに和やかな気持ちになった保育者でした。
柵越しから顔を出していたRくん。保育者を呼ぼうとしたのか「しぇんしぇー!(せんせい)」と言った風に聞こえてきて、思わず「はーい!」と答えながら振り返った保育者でした。聞き間違えかな?と思っていましたが、次の日も確かにこちらを向いて「しぇんしぇー!」と呼んでいて、ビックリしたのと同時に嬉しく思いました。
●1歳児 たんぽぽ
新入児のNちゃんとYちゃんは食べる事が大好き!いただきますとごちそうさまの挨拶も覚えて笑顔です。お昼寝の前にも挨拶をするのですが「先生みなさん…」の挨拶は食事だと思うようで2人並んで両手を合わせて「?せい!?さん!?まーす!」と言っています。違うんですが2人の姿が可愛くて、言い出せない保育者です。
園にもすっかり慣れた様子のTくん。笑顔で登園してくれた事が嬉しくて「Tちゃんカッコいいね?」と声をかけました。するとTくんは自信満々で「うん!」元気いっぱい遊び始めましたよ。
●2歳児 すみれ
園庭遊びをしていた時のこと。子どもたちは、ハウスが大好きでよく入って遊んでいます。Rくんが先にハウスの中で座っていると、Mちゃんが走ってきて「こーんちはー!」と元気に顔を出しました。その声にRくんも楽しくなって、「いたいまましぇー!(いらっしゃいませー!)」とお店屋さんごっこがスタート。「なにしますかー?」とやりとりが始まり、その楽しい雰囲気に次々とお友だちが集まってきました。お友だちと遊ぶ楽しさを感じているすみれ組さん。一生懸命、お話する姿も可愛らしいです!
ある日、お部屋でツノツノブロックを出して遊んでいました。ツノツノブロックを出すと、繋げて王冠のような物を作り頭に乗せたり、蛇のように長くして多くの子は遊んでいる中でKちゃんはブロックを2つ繋げて音を鳴らして遊んでいました。すると突然K ちゃんが「ネズミの声がするね」と言うので、びっくりしましたがキュッキュッという音がブロックから聞こえてきました。ネズミの音の正体は、ブロックの音だったのです!保育者は、キュッキュッという音が鳴ってもそのような発想にはならず、子どもの発想の豊かさに驚かされた瞬間でした。
●3歳児 もも
ある日の食事中、野菜の苦手なTくんはおかずが進まない様子…。ウルトラマンが大好きなTくんに、「これ食べたら、ウルトラマンになれるよ!」と励まし、「あっ!ウルトラマン見てくれてる!」とコップのウルトラマンを見せたところ…大きなお口でパクリ!!褒められて鼻の下を伸ばすTくんでした♪
すると、次はTくんが、前に座っていたNちゃんに向かって「ウルトラマン見とるよー!」と言い、コップを向けて励ましてくれていて、ビックリ!Nちゃんも嬉しそうにパクリと食べて見せていて、何とも可愛らしい一場面でした♪
いいお天気の日が続き、お散歩をしたり園庭で遊んだりとしています。
公園までお散歩に行った日、アリなどの虫に興味津々な子どもたち。
アリさんが沢山いるのを見つけ「いっぱいいる!!」と言っている中、1人の子が「アリさんお買い物しとるんやよ?!」と。とても癒されました。
「虫さんいた!」と教えてくれる子がいたので、「どこにいた?」と聞いてみると「チクチクの木!」と言われついて行ってみると 松の木!
可愛い表現に笑ってしまいました。
●4歳児 ばら
GW明けの朝の会でこどもの日の地震についてお話したのですが、子どもたちはもう、ハイハイ!ハイッ!と一斉に手を挙げて、あの地震で自分がどんな風に身を守ったか、などを熱く語ってくれました。
大型スーパーにいてビックリした子、車に乗っていたという子、自分から布団を被って頭を守ったと言うしっかりした子もいました。中でも「ママが守ってくれた。」「パパが高い所にある危ないものを降ろしてくれた!」「ママと一緒だったから大丈夫だった。」というお家の方といた安心感を感じたという子がとても多かったです。初めての大きな地震で怖かっただろうけれど、自分の身を守ることやお家の方といれば安心できるという体験にもなったようです。
最近は、いろいろな所で「SDGs」という言葉を耳にすることが増えてきましたね。SDGsとは、世界の様々な問題を2030年までに解決していこうという国際目標のこと。できることから少しずつ…という思いで、日々クラスでも「SDGsのうた」を歌いながら電気や水、食べ物の大切さなどを子どもたちと一緒に考えています。
そんな中、いつも熱心にお話を聞いてくれるRくんは、「お手伝いも、SDGs?」「絵本を大切に読むのもSDGsやね!」と、気づいたことを知らせてくれています。自分なりに一生懸命考えているんだなぁと、健気なその姿に保育者の心は嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
SDGsの輪はクラスで広がりつつあり、部屋を出る時には「先生、エアコン消した?」と子どもたちから声がかかることもあり、頼もしく感じている今日この頃です。
●5歳児 さくら
旧園舎がどんどん取り壊されていったある日、遊戯室で遊んでいたS君が「先生見てー」と呼んだので行ってみると「保育園もうないね」とポツリ。他のお友だちも次々ときて「壊れちゃったね」「なくなったね」と少し寂しそうに言っていました。子どもたちにとっても思い出深い園舎だったんだなと改めて感じた保育者なのでした。
習字教室で『く』を習った日のことです。先生が「今からくのつく食べ物を思いつくだけ言ってみよう」とおっしゃいました。「くり」「アイスクリーム」などみんなが手を挙げ言っていく中でちょっぴり恥ずかしそうに手を挙げたAちゃんがいました。「はい、Aちゃん」と当てられると「きくらげ」と発言、続けて「くりきんとん」思ってもみなかったワードに一瞬、習字の先生も担任もフリーズしてしまいました。その話をAちゃんの保護者の方に話し、なんで渋めな言葉を知っているんだろうと謎が残りその日は帰られました。次の日、連絡帳に『しりとりでママが言っているとパパが言っていました』とのことにお母さんだったのか!と謎が解決しました。お家でもいろいろな言葉遊びをしながら子どもたちも言葉を覚えていくんですね。
体育教室で頑張ったお友だちに拍手した時のこと。先生が「拍手してくれたみんなには、頑張ったお友だちから幸せパワーが分けてもらえるよ。」と話すと、Sちゃんが「え!じゃあポテチ食べ放題!?」ときらきらした目で一言。そこから「私はケーキがいい!アイスがいいな!」と幸せパワーがみんなにも伝わったようです。子どもたちの幸せそうな笑顔に保育者も幸せパワーをもらいました。
4月
●0歳児 つくし
ある日のこと。保育者が「いないいない」と顔を隠してから「ばあ」と顔を見せるとSちゃんも真似して「ばあ」と言ったり、喜んでニコニコ笑顔を見せてくれ、そんな子どもたちに毎日癒されている保育者です。
入園当初は泣いて保育者に抱っこや、おんぶをしてもらっていた子どもたちでしたが、少しずつ慣れてきてお部屋の中をハイハイや伝い歩きをして探索しながら「あー」「うー」などと喃語を発したり、名前を呼ぶと満面の笑顔で振り向きながら手をあげてくれる子も出てきて嬉しく思います。
●1歳児 たんぽぽ
大好きなさつまいもを「おいしい!」と喜んで食べていたHちゃん。あっという間にお皿がからっぽになりました。“もっと食べたい”と思ったのでしょう。からっぽになったお皿を指差して「おいしい、返して??」と。意外な言葉に驚きました。
名前を呼ぶと大きな声で「はーい」と返事をしてくれたり、「バイバーイ」と上手に言えるR君なのですが保育者を呼ぶときはなぜか「ママー??」と…何度も「先生だよ」と教えても必ず「ママー??」と呼んでいます。いつかR君が″先生″と呼んでくれる日を楽しみにしている保育者なのでした。
●2歳児 すみれ
新年度クラスになって、新しいお友だちも園生活に慣れてきました。先日、初めて園庭に出ることができて子ども達は大喜び!砂場やハウスも大人気で遊んでいました。ひよこの乗り物もあり、嬉しそうに乗ったSくんが一言。「電池なーい!」と困った顔で言っていました。電池を入れたら動くと思ったのかな?かわいい一言に心がほっこりした保育者たちでした。これから園庭やお散歩など、たくさん遊ぼうね!
園庭遊びをしていると、旧園舎の工事の様子がよく見えます。水をかけながら工事車両が解体していたのですが、Kくんが「きれいだねー!」と言っていました。水が太陽の光に当たってキラキラしていたのかな?そのような表現は大人にはできないので、かわいいですね。大きな車両が動く様子に釘付けのすみれ組さんでした。
●3歳児 もも
"今年のもも組さんは、新しく5名が加わり33名でスタートしました!「すーみれさん!」と聞こえてくると、一緒になり「はーぁーい!」とついつい返事してしまう子どもたち。「あ!ちがった、ちがった!」と恥ずかしそうな表情もまた可愛いです!
もも組になり、制服を着たり、ズックを履いたり…いろんな新しいことに「自分で!」と頑張っていますよ!左右逆になったり、前後ろが逆になったりしてしまう子もいますが、今は自分で出来たことをたくさん褒めて自信に繋がるようにしています!そのまま帰ってしまうこともあるかと思いますが、自分で頑張った証と思っていただけると嬉しいです。
数ヶ月には、上手に着脱できるように、援助していきますね!"
"子どもたちは毎日の給食をとても楽しみにしており、「ごはんだー、ごはんだー♪」と嬉しそうです。
4月当初は難しかったスプーンやお箸も「バンしてギュやね。」と言いながら、少しずつ上手に使えるようになってきました。
毎日「おかわり下さい!」とモリモリ食べています。
たくさん食べて大きくなあれ!"
●4歳児 ばら
"こどもの日を目前に控え、デカルコマニーという技法でこいのぼり制作をしました。
3色の絵の具を使い、模様を描いたり、色と色を混ぜ合わせたり…。これだけでも楽しいのですが、最後に画用紙を半分におり、それをゆっくり広げてみると…もう片面にも同じ模様がつきました。
この様子に、子どもたちは大興奮!「いちごミルクみたい」「ブルーベリーみたい」「はらぺこあおむしみたい」と、気づいたことをそれぞれ口にしていました。
みんなの嬉しそうな様子を見て(こんな風に、子どもたちがばら組で過ごす一年が、わくわくでいっぱいになるといいなぁ)と感じる保育者でした。"
"年度のスタートの日に部屋で身支度をしていると何人かの子どもたちが「俺、ばら組になったし頑張るから。」「私、体育教室頑張るよ!」「先生のお手伝いしてあげる。!」と言いに来てくれました。その後も沢山の子どもたちが続々とばら組になって頑張りたいと思う事を言いに来てくれて決意表明大会に。
お顔にはまだ未満児だった時の面影があるのに、スタートの日からみんなのこんな力強い頼もしい言葉を聞けるなんて!数年前の登園時の泣き顔や抱っこした年月が頭をよぎりその成長ぶりにとても感動しました。"
●5歳児 さくら
"天気が良かったある春の日
みんなで『寺地みんなの広場』へお散歩に出かけた時のことです。
ブランコやアスレチックを楽しむ子や松ぼっくり、ドングリ拾いを楽しむ子などたっぷりと遊んでいた子どもたち。Yちゃんが「せんせーこれ何かな?」と保育者のもとに木の実を持ってきました。2人で「何かね?」と見ているとHちゃんもやってきて「なになに?」とその木の実を見ましたよ。じっくり考え「これ、こつぶっこみたいやね」と出した答えが美味しいお菓子ではありませんか!「よくばあちゃんの家で食べるよ」と嬉しそうなHちゃん、考えつかなかった答えに大笑いの保育者なのでした。"
こいのぼり制作ではみんなで大きなこいのぼりを作りました。さくら組さんと一緒に園庭でこいのぼり上げをした際には風が心地よく吹いており、さくら組さんみんなで「泳げ!泳げ!」と掛け声をかけるとこいのぼりもたくさん泳いでくれました。子どもたちも大喜びで「すごいね!」「いっぱい泳いでる〜」と目を輝かせて見ていましたよ。「空に泳いでるみたいだね!かわいい〜!」と保育者が話すと園庭で泳ぎ始める子もおり、「風気持ちいいね〜」とこいのぼりの気分を味わったさくら組さんでした。
さくら組さんになりあっという間に1か月。きらきらした緑のバッチを誇らしげに先生や保護者の方に見せる姿が見られ、一緒に嬉しくなった保育者です。これからもいろいろな活動を通してきらきら輝くさくら組さんを見られるのが楽しみですね!「さくらさんだしできるよ!」と何でも挑戦して取り組むさくら組さんを一緒に見守っていただけたらと思います。