ふしみだいっこのつぶやき2024年度

6月

0歳児 つくし

Rちゃんは長く抑揚のついた喃語を喋るのですが、ある日、玩具を触りながら発している声がカエルの歌♪のメロディにソックリで保育者みんなで驚きました。試しに大人が皆で歌ってみると、Rちゃんもまた抑揚のついた喃語でニコニコして手拍子。間違いなく歌えていました。みんなに褒められて嬉しそうなRちゃんのその姿に刺激されたのかSちゃん、Kちゃん、Mちゃんも最近はカエルの歌の時は保育者に見て見て!というような表情をしながら手拍子をするようになってきましたよ。梅雨に入り歌の時間も増えて、可愛いカエルがまた増えそうです。

 

入園して3ヶ月経ったY君。4月の頃に比べて表情が豊かになり、少しずつ喃語が出て来ました。

驚いたのは、食事の時に「おかわりする?」と聞くと、高い声でペラペラペラペラ〜!と返事がきました。まだ音に意味は込められてないのですが、イントネーションだけは大人と話をしているように早口なのにビックリしました。これからも私たちに、毎日たくさん話かけたくなるような関わりをしていきたいと思います。

 

1歳児 たんぽぽ

保育者が家から蝶々を連れてきてくれた日のこと。興味津々にカゴを覗き込む姿が沢山見られました。言葉が出なくても一生懸命蝶々の仕草を真似する姿や外へ逃す際「バイバーイ」と手を振って見送る可愛い姿が見られました。また夕方思い出して「ちょうちょ、バタバタした」と保育者に伝えるSちゃんでした。また、蝶々に会えるといいね!

 

天気が良く、芝生に出た日のこと。初めは足の感触に驚き、泣いて座り込んでしまう子もいました。何回か出るうちに慣れてきて、保育者と手を繋いで歩いたり、「きゃー」と叫びながら走ったりと、とても楽しそうな表情が沢山見られるようになってきました。また、お部屋に戻ってくる際、保育者に「ただいま〜」ではなく「おかえり〜!」と声を掛けるSちゃん。いつも保育者が帰ってくると「おかえり」と声を掛けているからかな?よく聞いていてびっくり!また沢山遊ぼうね!

 

2歳児 すみれ

 園の玄関前にできた「ふくろう」が気になるすみれ組さん。「あ!ふくろうさんいたよ!」「また出てきたねー!」とよく観察して喜んでいます。毎日泣きながら登園していたTくんは、ふくろうさんができた頃から、朝の楽しみの1つになったようで、登園する時に泣かなくなりました、とお家の方から教えてもらいました。そんなTくんは、1日のうち何度もふくろうさんの事を思い出し、すみれ組のお部屋のベランダから外を見ては、ふくろうさんの真似をするようになりました。「ホーホー」と言って羽を動かす真似も上手にしていて、とっても可愛くて、ついリクエストしてしまうほど見ていて癒されます。ふくろうさん、これからも、ふしみだいほいくえんneoの子どもたちを見守ってくださいね!

 

「う~さぎさんが丸まった!どうしたの?大丈夫?みんなで聞いてみよう。せーの、大丈夫?」という手遊びが好きなすみれ組さん。手遊びの途中で自分も丸まってみようと思った子どもたちが丸まり、いつの間にかほとんどの子が丸まり、そして毎回「す~みれさんが丸まった!」と手遊び歌が変わっていきます。この手遊びは「せーの、大丈夫?」の後からが特に盛り上がります。嬉しそうな顔で丸まるすみれ組さんの姿が可愛く、大丈夫?の問いかけ後のすみれ組さんもとても可愛いのです。ある日KちゃんとTくんは2人でこの手遊びをしていました。ずっとにこにこ顔でやり取りしている姿に思わず笑みがこぼれる保育者でした。お家で機会がありましたら、『うさぎさんが丸まった手遊び』聞いてみてくださいね。

 

3歳児 もも

お当番さんの曜日を、いつも楽しみにしているもも組さん。食事の前後のご挨拶や、雑巾がけも慣れたものです。そんなお当番さんには、毎日朝の会で自分の名前をみんなの前で言ってもらっているのですが、部屋の隅まで聞こえるような大きな声で言う子・ちょっぴりはずかしくて保育者と一緒に言う子など、いろんなお友だちがいます。

ある日、お当番さんのEちゃんに名前を聞いてみると、Eちゃんは意を決したように息を深く吸い込み、「カメと抹茶が好きなEです!」と元気に答えてくれました。名前だけでなく、自分の好きなものをプラスして自己紹介するEちゃんのアイディアに、保育者はびっくり!そんなEちゃんの姿はクラスのお友だちにも刺激になったようで、自分がお当番さんの日には、「バイキンマンが好きなMです」「だだんだんが好きなKです」と好きなものを教えてくれる子もちらほらと増え始めました。自分の言葉でアピールできるって、素敵なことですね。これからもみんなの好きなもの、たくさん教えてね。

 

6月は、みんなが楽しみにしていた保育参観がありました。保育者が「もうすぐ…」や「今度の◯曜日は…」と話し始めた途端に、「保育参観!」「おうちの人が来る!」という言葉が返ってくるくらいに、子どもたちは心待ちにしていました。当日は、朝の会で子どもたちが1曲歌うごとにおうちの方から温かい拍手が送られ、和やかな雰囲気に包まれました。親子で七夕に思いを馳せながら短冊に願い事を書いたり、リトミックでは、お互いに肩たたきをして微笑み合う姿を見て、私たちもとても楽しく、癒しの時間を過ごすことができました。帰り際、玄関で見送る保育者に、Sちゃんが「保育参観、楽しかった!」と言ってくれて、さらに充実感が膨らむ保育者なのでした。こちらこそ…楽しく素敵な時間をありがとうございました。

 

4歳児 ばら

お家の方が来てくれる日を心待ちにしていたばら組さん。保育参観の前日、「あ〜!あした保育参観やし、緊張して夜寝れんかもしれん〜!」と話していたSちゃん。ドキドキしている様子が伝わってきて、一緒にドキドキしてしまいました。「かっこいいところ見せる!」「ふざけたらダメ!」「ちゃんとがんばっとるところ見てもらう!」 と意気込んでおり、数日前からとても楽しみにしていた子どもたちでした!お家の方と一緒に制作したり、体育教室で身体を動かしたり…子どもたちにとって、嬉しい特別な1日になりました。お忙しい中参加していただき、ありがとうございました!

 

年少で植えた玉ねぎの収穫をしました!何度も観察に行き「まだかな?」「早く食べたい!」と待ちわびていたばら組さん。今年はとても豊作でいっぱい収穫することができましたよ。根が強くなかなか抜けない玉ねぎもありましたが「うんとこしょ、どっこいしょ!」と言い大きなかぶのようにみんなで力を合わせて頑張っていました!

玉ねぎ収穫をしてからは毎日のように給食に玉ねぎが入っています。いつもは食事量が少なめだったAくんも「今日は大盛りにする!」とたくさん食べています。また、「これはばらさんが取った玉ねぎだよね?」「今日も玉ねぎ入ってるよ!」と喜んで食べている子ども達。自分たちで育てて収穫し、食べるという経験を通して今までよりも食に感謝し、食べることを楽しんでいるばら組さんです。

 

5歳児 さくら

父の日制作をしていた時のことです。園長先生と一緒に竹をのこぎりで切ってペン立てを作りました。竹の大きさも子どもたちが選んだので、太い竹から細い竹までそれぞれでした。その中で太い竹を選んだTちゃん。園長先生が「大きな竹だね!」と話すと「お父さんの手が大きいから(太い竹)選んだ!」とのこと。なるほどと思うのと同時に、大好きなお父さんのことを思って作っていることがすごく伝わりました。

 

ばら組さんとプラネタリウムに行った時の事です。

夜空に流れ星が!みんなが気づくとプラネタリウムの係りの方が「流れ星を流すよ。お願い事を3回言えたら叶うと言われているんだよ」と言いもう一度流れ星を流してくれました。しかしあまりの速さに「ムリムリー」と笑っちゃうRくんなのでした。

お天気も心配でしたが芝生でお弁当を食べ、遊ぶこともできてみんなニコニコで帰ってくることができましたよ。


5月

0歳児 つくし

1歳の誕生日を迎えて、少しずつ指差しが増え言葉がわかるようになってきたSちゃん。保育者がバイバイと手を振ると手を振り返してくれるようになりました。お部屋の絵本でも色々な動物がバイバイと手を振る内容の本が大好きで毎日同じ絵本を読んでもらっています。バイバイを言える日も近そうですね!

 

少しずつ園に慣れてきたMちゃん。お友達や保育者が集まると大きな声で「アイッ!」と声を出すように。保育者みんなでそれに応えてと返していると嬉しくなって何回も「アイッ!」「アイッ!」とますます声を出してくれます。その声かけをする姿が運動部の練習の掛け声のようでとても賑やかです。歌や音楽も大好きなようでいつか歌ってくれる日が楽しみです。

 

1歳児 たんぽぽ

 Mちゃんがくしゃみをした日のこと。それを見たSちゃんが真似をして「ハックション」と言うと、Yくんも一緒に「ハックション」と何度も顔を見合わせてする姿が可愛くて、つい「ハックションは?」とおねだりをしてしまう保育者でした。

 

Rくんは友だちが登園すると、「Yくん、おはよ〜!」と自分から挨拶をしています。扉の近くで足が止まってしまったYくんでしたが、Rくんに「おいで、おいで〜!」と声を掛けられ、手を引いてもらうと、中に入ってくることができました。お友だちの力は偉大だなと感じました。

 

2歳児 すみれ

 ベランダや屋上に行くと虫探しを始める子どもたちがいます。ある日、ベランダへ行くと壁に小さな黒い虫を見つけたT君。近くにいたS君と保育者に指差し虫の存在を知らせました。座って見ていた2人、もっと近くで見たいという気持ちからうつ伏せに寝転がり、虫と視線を合わすようにじっと観察を始めました。しばらくしてS君が虫に向かって「フー!フー!」と息を吹きかけるとT君も真似っこし2人で「フー!フー!」息を吹きかけました。数回目で壁にくっついていた虫がぽとっと地面に落っこちると、驚いた表情で顔を見合う二人。落ちた虫が歩き出すと声をそろえ「お~!!」とさらにびっくり!そして嬉しそうに一緒に見ていた保育者に再び指差し知らせていましたよ。これから園庭や公園でもいろんな虫と出会えるかな?子どもたちと一緒に様々な発見を楽しんでいきたいと思います。

 

給食の時間の事。すみれ組になると、味覚が発達して少しずつ食の好みが出てくるのか、今まで食べていた物もあまり食べ進まなくなったり、見た目で食べず嫌いな子がいます。「小さいの食べてみようか!」と言うと、(ん?!おいしいかも?)と食べれることもあります。Mちゃんは、保育者が何も言わなくても自分のペースで苦手な物も少しずつ食べているのですが、食後に保育者の側に来て、小声で「コーン、目つぶって食べたんだー」と教えてくれました。「そうなの?すごいねー!」と褒めていましたが、目をつぶったら苦手な物も食べられるんだな〜と面白い発見でした。「先生も苦手な物あるしやってみる!」と言うと、「うん!食べれる!」と応援してくれましたよ。子どもたちの中では色々チャレンジしているのですね!

 

3歳児 もも

 窪伏見台公園にお散歩に行きました。気温が高めの日だったので、木陰がいっぱいの涼しいところで、1時間ほどたっぷり遊びました。「すっごい大きいアリがいる!」とEちゃんが叫ぶと、すぐに友だちが集まり、みんなで頭を寄せあって観察が始まります。今度はAちゃんが、少し離れた木の根元部分に小さなアリが群がっているのを見つけ、そこでも観察が始まりました。同じ公園の中でも、大きさの違うアリがいることを発見した子どもたちです。

また別の場所では、ポリ袋にどんぐりや松ぼっくりを集める子もいました。そんな中、Hくんは空のポリ袋を片手に楽しそうに走っています。「何をしてるの?」と声をかけると、「風を集めてる!」と目をキラキラさせながら教えてくれました。確かに、Hくんが走るとポリ袋に空気が入り、こいのぼりのように膨らんでいました。『風を集めてる』って素敵な表現ですね。

自然の中で遊んでいるときの子どもたちの表情が一番いきいきしているなぁと感じました。たくさんの発見と驚きをくれた公園に、最後はみんなで「ありがとうございました」とお礼を言って、充実感でいっぱいの表情で園に帰りました。

 

お部屋でちょっとした隙間時間に『マジカルバナナ』を楽しんでいます。きっかけは、家でこのゲームを、小学生のお姉ちゃんと楽しんでいるというNくんが口ずさんでいた事でした。『マジカルバナナ』とは、平成前期に某テレビ番組で流行したあの連想ゲームです。当時、毎週のようにこの番組を見ていた保育者は、懐かしくなり、みんなを誘ってやってみました。

Nくんは家でやっているだけあって、「♪バナナといったらきいろ」「♪きいろといったらレモン」「♪レモンといったらすっぱい」と、どんどんつなげていくのが上手です。はじめは「??」というような表情を浮かべていたお友だちも何度か繰り返すうちに、「♪長いといったらごぼう」「♪白いといったら飛行機」「♪くさいといったらカメムシ」…という風にルールを理解して、自分なりに連想したものを言うのが上手になってきました。考える力もついて、親子のコミュニケーションにもなる『マジカルバナナ』、ぜひ、おうちでも楽しんでみてはいかがですか?おすすめです!

 

4歳児 ばら

 ばら組になり体育教室が始まりました!体育教室では始まる前に「ファイト!」と言う掛け声と共に遊戯室へ入ります。体育教室がとても大好きなHくんは「ファイト」と言う掛け声がお気に入りなのか、給食の準備時間等に1人でも「ファイト!ファイト!」と言いながら楽しく準備を進めていますよ! 

また、ある日の夕方遊戯室で遊んでいると、どこからか「休め!気をつけ!」という声が聞こえてきました。何をしているのだろう?と思い見ていると、さくら組のお姉さんお兄さんと一緒に体育教室での挨拶の練習をしていました。お姉さんお兄さんから、カッコ良い挨拶の仕方を教えてもらうと次はもも組さんに「休め!の時は足を開いて〜、気をつけ!の時は手は横だよ!」と優しく教えてあげるばら組さんでした!

なかよし遠足の前日、Hちゃんが「こんぶのおにぎり入れてもらう〜!」と嬉しそうに話してくれました。すると、まわりで聞いていたお友だちも、僕はシャケ!私はわかめ!とおにぎりの具に盛り上がっていました。「もうママに注文してある!」とニコニコ顔のYちゃんに、「ひ・み・つ〜!」とニヤニヤしているSちゃんの姿も見えましたよ。当日、いいお天気にも恵まれ、春の自然に触れたり、もも組さんやさくら組さんと交流を深めながらの楽しい遠足となりました。なかよし公園に着くなり、「先生〜!お腹すいた!」「先生〜!ごはんまだ!?」と次々に言いに来る子どもたちの姿に、思わず笑ってしまいました。まさに、花より団子ですね!!

ちょうど1年前、なかよし遠足の帰り道。転んでしまったり、途中でウトウト眠りそうになる子、「つかれた…」と泣き出す子がいたのですが…。今回はみんな足取りも軽く、お喋りしながら元気に歩く姿がたくましく、成長を感じました!!さすが、ばら組さんです!

 

5歳児 さくら

遊戯室て遊んだ日のことです。その日は大型積み木や鉄棒などを使って遊んでいたのですが、鉄棒を終えたSちゃんが「先生!こいのぼりできた!」と嬉しそうに教えてくれました。(こいのぼり?技の名前であったかな?)と思い「こいのぼりできたの?」と聞き返してみると「違う!間違えた、コウモリ!」と少し恥ずかしいそうなSちゃん。5月になってこいのぼりというワードをたくさん聞いて言い間違えてしまったのですかね。可愛い間違えにSちゃんと2人で笑顔になりました。

 

『マーブリング』という技法に挑戦した時のことです。H君は自分の番が来るまで時々お友だちの様子を見に来ては「良いね」「すごい」と作品を褒めていました。いざ、H君の番になるとニコニコっと嬉しいそうにチャレンジしていましたよ。出来上がりは本人の納得のいく物になったようで、うんうんと頷く姿に笑ってしまった保育者なのでした。


4月

0歳児 つくし

入園して3週間経ち、少しずつ保育者と仲良しになってきたSくん。最近はご機嫌が良いと「うーうー。」と声を出しながら私たちを呼んだり、話しかけるとニコッと笑ってくれるようになりました。

同じようにしても知らない保育者にはしないので、ちゃんと人を見分けてくれていることがわかります。嬉しいものですね!

 

少しずつつくし組での生活に慣れてきたRちゃん。活発で興味のある物を見つける一目散な元気な子ですが、お腹が空いた時や眠たい時には別人になり、眉根を下げて鼻を鳴らしながら「まんま、まんま…」と保育者の服に顔をこすりつけています。お家ではこんな感じでお母さんに甘えているのかな?微笑ましく思っています。

 

1歳児 たんぽぽ

今年たんぽぽ組には新しいお友だちが15人入園してきました。最初の頃はお母さんと離れると「まま、いー」(ままがいい)と泣く子が多かったたんぽぽ組さんですが、少しずつ園や保育者にも慣れてきて、保育者から離れて遊び始められるようになってきました。まだまだ泣いている姿が見られますが、少しずつ慣れていき、たくさんの可愛い笑顔が見られると嬉しいなと思う保育者たちでした。

 

アンパンマンが大好きなたんぽぽ組さん。どんなに泣いていても、保育者がアンパンマンの紙芝居を持ってくると、「アンパン」と嬉しそうに言いながら指を差し、泣き止んで座って最後まで見ています。ままごとでも、アンパンマンの絵が書かれているコップなどを見つけると大事に持っています。これからも色々な紙芝居やあそびを一緒に楽しんで沢山の思い出を作っていきたいと思う保育者たちでした。

 

2歳児 すみれ

新年度から1ヶ月が経ち、新しい生活にも少しずつ慣れてきたすみれ組の子どもたち。元気な子どもたちに負けまいと、保育者もたくさん声掛けをしていますが、声が枯れてしまう事もしばしば…。いつもとは違う声を聞いてI くんが不思議そうな顔をしているので、「先生の声、変でしょ?」と聞くと、Iくんは「うん」と頷いていました。そして、「なおしてあげる。ビーーム!!」とビーム光線を放ってくれたのです。Iくんの優しさビームのおかげで、声も治った?!気持ちになった保育者でした。

 

先日初めて粘土遊びをしました。1ケースずつ、自分の粘土がありワクワクしている子どもたち!蓋を開け大きな粘土の塊を見つけ、嬉しそうなお顔で取り出す子、じーっと見つめしばらく様子を伺う子、初めての感触にびっくりした子など様々な反応をするすみれ組さん。Gくんが大きな塊をギューっと曲げ「トンネルみたい!」とにっこり笑うと、前に座っていたHくんは粘土そのままの形を見て「僕は線路!」と言い、見立て遊びが始まりました。周りの友だちも真似してトンネルを作ったり、Gくんはちぎって細長く伸ばし「バナナみたい!」と次々と見立て楽しんでいましたよ。

 

3歳児 もも

新しい年度がスタートしました。ピカピカの名札・制服・通園バッグ…その全てが新鮮で、一つ大きくなれたことを喜んでいる子どもたちです。

中でも制服のボタンの開け閉めは、この時期のもも組さんを手こずらせる最大の強敵。小さな手で一生懸命ボタンをつかみ、穴に通そうとしますが、あと少し!という所でボタンがするんと逃げてしまうことが多々あります。それでも諦めずにチャレンジする子どもたち。新入園児のHくんも、まんまるのボタンをアンパンマンに見立てて、「アンパンマン!こっちだよ!」と声をかけながら一生懸命穴に通そうと頑張っています。ようやくボタンを通せた時の喜びはひとしおで、真剣な表情からぱぁ〜!っと笑顔に変わるのが、なんとも言えない可愛さです。

自分で出来るって、嬉しいね!これからも一つずつ、出来ることを増やしていこうね。

 

新しいクラスになってまだ間もない頃。久しぶりに登園してきたKくんが、口をキュッと結び、ポロポロと涙を流していました。環境が変わって、不安でいっぱいだったのでしょう。保育者が遊びに誘っても、「や!や!」と首を振るばかり。

そんな時に、もう一人のKくんが、自分でブロックで組み立てて作った鉄砲を差し出し、「Kくんにプレゼント!一緒にあそぼう」と声をかけてくれました。それを聞いたKくんは、泣き顔から一変してたちまちニコニコの笑顔に…!すぐに二人で一緒に遊び始めました。

まるで魔法にかかったような、その気持ちの切り替わりに保育者はびっくり!すみれ組さんでもたくさん一緒に遊んできて、二人の間には強い絆ができていたんだな、友だちって素敵だな〜と思う保育者なのでした。

お友だちとの関わりが、これから更に広がっていくもも組さん。そんな姿をこれから側で見守っていけることが、とっても楽しみです。

 

4歳児 ばら

 4月25日、開所式に参加しました!ばら組さんはさくら組さんと一緒にYOASOBIのツバメを歌いました。ある日、お部屋で遊んでいたSちゃん。「ふんふんふ〜ん♪」と何だか楽しそうだったので耳を傾けてみるとツバメを鼻歌で歌っていたのです!そのうちSちゃんから周りのお友だちに広がり大合唱になっていましたよ!ツバメはとても難しい曲で歌うことに苦戦していた子ども達でしたが、何度も練習し大きな声で歌うことができるようになり、子ども達にとって好きな歌になりました。

開所式では風船バルーンも飛ばしましたよ!ラプンツェルの世界の様でとても綺麗でした。子ども達からは「またしたい!」「面白かった!」「めっちゃ綺麗だった!」という声や、2階から見て「掴みたい!」と言う声も聞かれました!とても貴重な体験に大喜びのばらさんでした!

ばら組さんになり、またひとつ大きくなったことが嬉しいようです!この頃は、「だってばらさんやし!」が毎日のように聞こえてきて、どこか自信に溢れている子どもたちです。もも組さんと一緒に出掛けたお散歩では、「優しくしてあげる!」「お世話してあげる!」「危ないよって教えてあげる!」などなど、年上児として張り切っていたばら組さん。この一年で、ばら組のみんなが成長していく姿を、近くで見られることがとっても楽しみです!子どもたちのがんばる姿を励ましながら、「やってみよう!」とする意欲を伸ばしていけるように、そして生き生きとした毎日が過ごせるように関わっていきたいなと思っています。一年間よろしくお願い致します。

5歳児 さくら

 4月25日は伏見台保育園Neoの開園式でした。練習の時に園長先生から風船を持たせてもらえる事を聞きニコニコのさくら組さん。「ふしみだいほいくえんネーオって言って風船離してね!ネーオやよ!」と保育者に教えてもらいみんなで練習をしましたよ。本番は少し暗い遊戯室にキラキラと光る風船とキラキラの子どもの笑顔、上がった風船がとっても素敵で子どもたちは「うわ〜すごい」「綺麗やね」といつまでも上を見上げていましたよ。ツバメの歌もダンスも可愛くてとっても素敵でした!

 

 さくら組になってドキドキな様子の子どもたち。緑のバッチをつけてもらうとお兄さん、お姉さんになった気分で誇らしそうでしたよ。入園式や誕生会、開園式では前に出て歌を披露する機会がありました。練習をたくさん頑張り迎えた当日。Kくんは「緊張するね。」「緊張するけど頑張るぞ!」と素敵なうたを披露してくれました。これからの一年が楽しみになった保育者です。