5月

0歳児 つくし

給食の時間になると真っ先にテーブルにやってくるY君。席に座ると、手を合わせて何度もペコリとお辞儀をする姿がとても可愛らしいです。先日も給食を食べながら「っんま!っんま!」と‼︎思わず保育者も「おいしいね〜」と笑顔になりました。そんな給食が大好きなY君ですが、入園当初はなかなか食が進みませんでした。今では食べ終わるとおかわりを指さして、もっと食べたいとおかわりする日も増えてきましたよ。そんなつくしの子たちの食欲に応えるように、給食先生もたくさんのおかわりを用意してくださっています。おいしそうにみんなが盛りもりと食べる姿に保育者も給食先生もたくさんの元気をもらっています。

 

つくし組のベランダに園長先生たちが素敵なお花の鉢植えを持って来てくださいました。「きれいだね〜」とお花を眺めながら、子どもたちは晴れた日に水やりをしています。保育者がいつも「ジャー!」と言いながら水をあげていると、Sくんも「じゃっ!」と言葉を真似しながら自分で水やりをしました。いつもは保育者がそっと手を添えていることもありますが、その日は一人で上手にでき、得意そうな笑顔をみせてくれましたよ!お水をあげた後には、そーっとお花に触ってみたり、小さな顔を近づけてじーっと見つめたりしています。自然に親しむうちに優しい気持ちがすくすくと育ってきていることを嬉しく思います。

 

1歳児 たんぽぽ

たんぽぽ組のお部屋には、給食室が見える窓があります。給食先生達は、その窓から子ども達の遊ぶ姿や食事の様子をいつも優しく見守ってくれていて、食事をしている子ども達と目を合わせ、笑い合ったりもしています!

ある日、お腹が空いてきた時間に給食を作っている先生の姿に気づいたTちゃんとYくんは、給食室の前まで行き、両手を伸ばしながら「ん〜!」「まんま?」と一生懸命に気持ちを伝えていました。

まだ言葉で上手に伝えられなくても、食べたい、嬉しいという思いを、表情やしぐさで真っ直ぐに伝えてくれる子ども達。そして、ここで給食が作られているのだとお部屋を観察して理解している姿に成長を感じました。

今日も給食室に興味津々で見つめる子ども達とそんな子ども達を給食室から見守る優しい笑顔が溢れています。

 

園では歌を歌ったり、ベランダで遊んだりと元気に過ごしているたんぽぽ組さん。でも時々ママに会いたいな・・・と思い出し、涙を流してしまう子もいます。お迎えの時間になり、お友達がいっぱい帰っていく中でR uちゃんが「ママ、ママ」と泣き出してしまいました。それを見かけたR iちゃんが「大丈夫?大丈夫?」と背中をさすりながら声をかけていたのです!その声かけに近くにいたSちゃんも「大丈夫?」と言い、心配の輪・温かい声かけの輪が広がっていきました。段々とお話が上手になってくるこの時期に優しさも広がり、もっともっと元気で明るく優しい子がいっぱいのクラスにしていきたいなと思った保育者でした。

 

2歳児 すみれ

みんなで園庭遊びにでた日のことです。芝生で保育者からの話を聞いてさぁ遊ぼうとみんなが歩き出したのですが、Sくんは座ったままだったんです。どうしたのかな?芝生が気持ちよかったのかな?とSくんの様子を見にいくと実は芝生に咲いていた小さな小さな白い花が踏まれ倒れていました。そのことに気がついたSくんはなんとお花によしよししていたんです!保育者は「お花さんよしよししてくれてたの?」と声をかけるとSくんも小さな声で「よしよし」と。そのとっても優しい姿に胸を打たれた保育者なのでした。

 

おままごとで遊んでいたSちゃん、お皿にたくさんのご飯をのせ保育者の所まで持ってきてくれました。「食べていいの?」と聞くと嬉しそうに頷いてくれましたよ!食べようとした時、保育者の隣にY君がやってくると先生のご飯が食べられちゃうと心配してくれたのか「Sが作ったの!先生に!」と必死になって守ろうとしてくれたSちゃん。その気持ちをしっかりと受け止めて「ありがとう、いただきます」と食べる真似をするとまたまた嬉しそうな表情に!!食べた後保育者が「Y君も食べていい?」と聞いてみると「うん!!!!」その後は3人で食べる真似をして楽しみましたよ。Sちゃんの作ったご飯とっても美味しかったよ!ありがとう!

 

3歳児 もも

園庭で遊んでいるとよく飛行機やヘリの音が聞こえてくるので、乗り物が大好きなもも組の子どもたちはいつも喜んで見上げています。ある日、保育者が飛行機を見て「今日はどこまで飛んでいくんだろうね?」と言うとS君が「ぺったんワールド!」と大きな声で叫びました。“ぺったんワールド”とはレールを組んで乗り物達を走らせる園の玩具の名前で、確かにその中に飛行機もあります。保育者は小松空港をイメージしていたのですが、他の子どもたちも「そうや!ぺったんワールド行くんや。」と「ほんとや。」と納得している様子。子どもたちには自分達の遊んでいる基地に帰って来る飛行機に見えたのかな?子どもの遊びの世界と現実の世界って本当につながっているんだと微笑ましく思いました。

 

園の隣の敷地で工事をしているので、もも組の男の子たちが大好きな「はたらくくるま」がいつもやってきます。ショベルカーの音くらいではもうみんな聞き慣れていたのですが、コンクリートミキサー車とコンクリートポンプ車が来た日には、やはり音が違うのかどの子も気になって仕方ないので朝の会は止めにしてみんなでベランダの端まで見に行きました。すると園長先生もやってきて、車の名前やコンクリートを水のように流していることを教えてくれました。見た後に「コンクリートで何を作るのかなぁ?」と聞くとRちゃんが「レールじゃない?」と一言。そこからはみんな「じゃあ新幹線が来るのかな!」「えー、やった~!」と大喜びしながら想像が広がっていきました。次にやってくる“はたらくくるま”も楽しみにしています!

 

4歳児 ばら

天気の良い日も続き、たくさん散歩へ行ったばら組さん。仲良し3人組のYちゃん、Mちゃん、Yちゃんは松の葉やどんぐりなどをたくさん集めて混ぜており、「何作っているの?」と聞くと「ラーメンだよ。」とYちゃん。松の葉はラーメンに見立てているのだとわかった保育者は「ラーメンに何入れてるの?」とどんぐりや葉っぱの正体を聞いてみました。「葉っぱはキャベツだよ。」とYちゃんがまた答えてくれ、もう1人のYちゃんが「どんぐりはジャガイモにしよ!」と話しており、「ラーメンにはジャガイモ入ってなくない?」とMちゃん。「いいの!野菜もいっぱい食べないと!」とYちゃん。野菜が体に良いことしっかりと知っているんですね。野菜や食育の大切さをこれからも伝えていきたいなと感じた保育者でした。

 

お部屋にカブトムシの幼虫がやってくると、「わぁ、モゾモゾうごいてる」「これがカブトムシのあかちゃん」と興味津々な子どもたち、ふかふかの土の中を動く様子をじっと見つめ、「おおきくなったらつのはえるの」「はやく、ほんとうのカブトムシになってほしいな」「めちゃめちゃ、おおきくなったらどうする」「えー」などど色々な事を呟きながら、成長を楽しみにする姿が見られました。一方で「なんかこわい」「さわるのドキドキする」と少し距離を取りながら様子を見守る子もいましたが友だちの姿につられて少しづつ近づいてみようとする姿も見られました。今後も子どもたちの興味や気づきに寄り添いながら生きものを大切にする気持ちや、探究心へと繋げていきたいと思います。

 

5歳児 さくら

楽しみにしていた仲良し遠足は、あいにくの雨で中止に…。そこで、以上児クラスを開放し、3・4・5歳児みんなで一緒に遊んで過ごしました。

さくら組さんには、「“まだお話したことのないお友だち5人とお喋りしてみよう!”」というミッションを出してみました。すると、「先生!5人と喋った!」「7人になった!」と嬉しそうに報告に来る子どもたち。「どんなことを話したの?」と聞いてみると、「“一緒に友達になろう”って言った!」「名前聞いたら、“さくら”って言っとった!」「ももさんおままごとしとったから、“何作っとるん?”って聞いた!」とそれぞれが自分なりに声をかけ、関わりを楽しんでいました。

最後に「今日で友だち何人になったかな?」と聞くと、「10人!」と答えたTくんに、Rくんが「さくらさんの30人は全員友だちやぞ!」と一言。素敵な言葉に、心あたたかくなりました。

遠足には行けませんでしたが、いつもとは違う関わりの中で、たくさんの出会いや優しさが見られた1日でした。

 

5月の壁面では、みんなでひとつの大きな木を作りました。

葉っぱやお花、虫などを思い思いに画用紙で作り、木に飾りつけていった子どもたち。図鑑を見ながら丁寧に描く姿も見られました。

「先生!りす作った!ここにどんぐりも落ちてまーす!」「先生!ちっちゃいおじさん作った!ここに隠しとこう!」と楽しそうに好きな場所へ貼っていき、少しずつ賑やかな木が完成していきました。

「この木に名前つけよう!」とみんなで話していると、Sくんが「“ゆめの木”がいいんじゃない?」と提案してくれました。「めっちゃいいね〜!」とみんなも大賛成。こうして、世界にひとつだけの『ゆめの木』が完成しました。

毎朝、壁面を眺めながら、「ちっちゃいおじさん見つけた!」「ここにKの作った虫おる!」といろいろな発見を楽しんでいる子どもたちです。


4月

0歳児 つくし

つくし組では少しずつお友だちが増えて4月30日に全員が揃いました。Eちゃんは保育者との手遊びの中で「あ〜」「う〜」と喃語を言いながら手をひらひらと動かしたり、お手てをぱちぱちさせて楽しい気持ちを表現しています。Cくんは後から入園したお友だちが泣いていると不思議そうに顔をのぞき込んだり、そっと近くに寄ってきておもちゃを「あっ!」と言って、どうぞと差し出す優しい姿が見られます。穏やかなひと時に保育者の顔も自然とほころびます。

 

ほふく室で遊んだ時のことです。つくし組以外の場所にも慣れてきた子どもたちは、それぞれおままごとコーナーや多面体遊具などの好きな場所で遊んでいます。Sくんがおままごとコーナーにある木の窓に気が付き、窓枠につかまり立ちをして「ばあ~」と笑顔を見せました。かわいい笑顔と言葉にYくんも楽しくなって反対側から顔を出して笑顔で見つめ合っていました。それがきっかけで仲良くなったSくんとYくんはハイハイとよちよち歩きで追いかけっこを楽しんでいますよ。お友だちにも関心が出て、一緒に関わるようになってきたつくしの子どもたちのかわいい姿から目が離せません!

 

 

1歳児 たんぽぽ

新しいクラスが始まり、ドキドキ、ワクワク、そして初めての園生活にちょっぴり不安な姿も見られた子どもたち。「えーん、えーん」と泣いている声が聞こえてきたので見てみると、ままごとのお皿に乗った玉ねぎを見て、目をこする真似をしているFくん、Rちゃんの姿があり、思わずクスッとしてしまいました。「おいし〜!」とほっぺに手を当ててニコニコと嬉しそうな子や新しいお友達との関わりも少しずつ広がり、ままごとでも「カンパイ!」とコップを合わせる可愛い姿も見られています。

その場にいた子どもたちで「やさいのうた」の手遊びが始まり、みんなで「え〜ん、え〜ん」と歌いました。これからの子どもたちの姿がとても楽しみです。

 

晴れた日にはベランダに出て遊んでいるたんぽぽ組さん。初めて黄色帽子を被った時にはみんな嬉しそうな表情をしていましたよ!ベランダに出るとつくし組さんのお部屋の中の様子が見えます。つくし組のお友だちが先生と遊んでいる様子を見てRちゃんが「赤ちゃんいるね」「かわいいね」と嬉しそうに教えてくれました。その後にはみんなつくし組さんのお部屋を窓から覗きながら「あ!」「赤ちゃん」と口々に言っていましたよ。中でもSちゃんは「ちっちゃいねえ」と言っていて、まだまだ小さくて可愛らしいたんぽぽ組さんの言葉に微笑ましくなった保育者でした。

 

2歳児 すみれ

4月24日はすみれ組さんになって初めての誕生会がありましたよ。おやつの前に「今日は誕生会だよ!みんなでお祝いしようね」とすみれ組さんみんなに保育者が話をすると「H、誕生日」とお兄ちゃんが誕生日ということを教えてくれたRちゃん。「じゃあみんなでHくんもお祝いしてこよう!」と伝えると、なぜだかRちゃんが恥ずかしそうに顔を背けてしまいました。その姿がとっても可愛いかったんですよ。

 

絵本や紙芝居が大好きなすみれ組さん。ある日『ノラネコぐんだんパンこうじょう』をみんなで見ていた時です。お話が始まると集中する為、静かになるのですが物語の中で「パン焼きごと膨らんできたよ〜!」と保育者が読むとびっくりしたYくん。「えっ⁉︎」と声を出しながら首を伸ばしていました。またRくんは保育者が読む言葉が気になるようで、嬉しそうなお顔で言葉の真似っこをしてしていましたよ。物語の最後には、工場がパンになっていました。近くの友だちがパンのイラストに手を伸ばし「あむっ!」と食べる真似をすると、他の友だちも「あむっ!」良い笑顔になっていましたよ。一人ひとりの楽しみ方、反応がとても微笑ましいすみれ組さん。これからもいろんな物語を楽しんでいきたいと思います。

 

3歳児 もも

新年度がスタートし、賑やかなのもも組の給食後の片付け時間。食後に脱いだスモックを通園カバンに入れるのも、周りの子をキョロキョロ見ながらやっている姿が微笑ましいです。ある日、「スモック、どこにいれるの~?」と保育者に聞きにきたRちゃん。あいにく保育者は別の子と話をしていたので、代わりに近くにいたOちゃんが「カバンに入れるの!」と教えてくれました。おかげでちゃんと仕舞えたRちゃんでしたが、今度は自分に聞きにきたA君に大きな声で一言、「カバンを食べるの!」。これには、みんなビックリして大笑い。みんなの笑い声を聞いて、Rちゃんも無意識に間違えていたことに気づき、自分でも大笑い。おかげでスモックの入れ忘れはありませんでした!

 

母の日制作でお母さんの顔を描いていた時、どの子も髪の毛から描き始めて目、鼻…とスムーズに描いていたのですが口を描く時にA君が止まっていたので「ママの口は何色かな?」と聞くと元気いっぱい「茶色!」と答えていました。思わず「えっ?」と言うと、「ママの口は茶色なの。」と塗り続けます。塗りすぎだよ!「なんだかチョコレート食べてるみたい。」と聞くと大きくうなずくA君。お母さんの口はチョコレートを食べてるから茶色なんだそうです。それを聞いていたお隣のYちゃんも「Yちゃんのママもチョコ食べるから茶色の口~!」と茶色のクレヨンを取り、他の子も口々に自分のママがチョコを食べていることを教えてくれました。今年の絵には茶色い口のママが沢山います!

 

4歳児 ばら

新しいクラスになり、一つお兄さん、お姉さんになった子どもたち。黄色いバッチがとても嬉しいようでバッチを見て微笑む姿がとても可愛らしかったです。

ある日ばら組の窓にくっつく蚊とんぼを見つけ、じーっと見つめるKくん。保育者に「ねえねえ、虫さんいるよ。」と声をかけてくれたので「ほんとだね、みんなに挨拶に来たのかな?」と返すと「お腹すいたのかな?」と一言。その日ずっと窓から動かずにいたため、午睡明けにも見つけたKくんは「まだいるね、地震きたら大丈夫かな。」と心配してくれていましたよ。また、保育者が不意に膝をぶつけた際に「痛い。」とついつい口に出てしまった時にも「先生、大丈夫?心配。ばんそうこうある?」とYくん。そんな風に友だちや保育者、虫にも優しい子どもたちにほっこりとした保育者です。これからまた一年、成長が楽しみですね。どうぞ一年間よろしくお願いします。

 

こいのぼり制作をして、それぞれの素敵なこいのぼりができました。「きょうはおくじょうでこいのぼりをとばそうとおもいます」と子どもたちに伝えると「やったー!」と大喜び、早速屋上に行き飛ばしてみると風が強い中でも、元気に泳ぐこいのぼりに「すごい」「せんせいみてー,ダイナミックやー」と満面の笑顔のAくん「そらまでいきそう」とTちゃん、みんなで手を大きく掲げて走り出し、大喜びする姿が見られました。自分たちで作ったこいのぼりが風に乗って動く様子を嬉しそうに見つめ、達成感や満足感を味わっている様子が印象的でした。制作の楽しさだけでなく、風で動く様子への驚きや喜びを感じ、季節ならではの体験につなげていきたいと思いました。

 

5歳児 さくら

今年、さくら組ではみんなで力を合わせて、大きなまごいとひごいのこいのぼり作りに取り組みました。

「何色のこいのぼりにする?」と問いかけると、「みどり!」「レインボーがいい!」「くろ!」「あか!」と、子どもたちから次々に元気な声があがりました。それぞれが思い思いの色をイメージしながら、楽しそうに意見を出し合っていましたよ。その中から、どうやって色を決めるかをみんなで考えると、「みんなに聞いて、多かったやつにしたらいいんじゃない?」という声があがり、その意見に「いいね!」「それがいい!」と賛成する子どもたち。自然と話し合いが進み、子どもたち自身が中心となって決めていこうとする姿に成長を感じました。

友だちの考えを聞きながら、自分の思いも伝え、みんなで一つのものを作り上げようとするさくら組の子どもたち。こいのぼり制作を通して、協力する楽しさや、自分たちで決めていく喜びを感じている様子です。

園庭にこいのぼりが揚がってからさくら組では、「先生!こいのぼり泳いどるよ!」と窓から園庭を眺め、みんなで盛り上がっています。みんな元気いっぱい大きくなあれ!!

 

「これ、じゃがいもになるの?」「えっ?種じゃないの?」

じゃがいもは“種を植えるもの"と思っていた子も多く、種芋を見て驚いていました。保育者と一緒に種芋を切り、「ドキドキする」と言いながら真剣な表情で切り口に炭付もしました。

畑に入ると、「見て!虫おるよ!」と夢中になる子や、「こわい…」と後退りする子の姿も見られましたが、土に種芋を植える時には、「やさしくね」「そっとお布団かけてあげよう」と土をかぶせ、最後はみんなで「おいしくなあれ!」とおまじないをかけてきました。

これからどんなふうに育っていくのか、子どもたちと一緒に楽しみにしながら、大切に見守っていきたいと思います。